最高にシビれちゃうキスシーン5選
唇は、人間の皮膚の中で最も薄い部分らしい。
血管のひとつひとつと神経が透けて赤くみえるのだそう。
唇の薄い皮を隔てて、すぐそこには神経がいくつも通っている。つまり、人間の体の中でもっとも敏感である部分だと言っても過言ではない。
そのせいなのか、キスがもたらす効果がすごい、と科学的にもいくつか証明されている。
・キスをするとエストロゲンなどの美容ホルモンが分泌され美肌効果などがある
・キスをするとオキシトシンが分泌されリラックス効果や幸福感が得られる
・オキシトシンが分泌されると脳内麻薬と呼ばれるエンドルフィンが分泌され痛みの緩和に役立つ
・キスをよくする人は寿命が5年延びる?!
などさまざまな科学的研究結果の報告もあるほど。
恋人とのキスは、まるでふわふわと脳みそが浮遊するかのような心地よさがある。
「あ〜私はなんて幸せなの〜」と、心も体も満たされた気分になる。
脳内麻薬効果とは良く言ったものなのかも。なんだか都市伝説のような気もして信じられないけど、たしかに、キスがもたらす幸福感はあなどれない。とすると、そこからいろんなことに影響して、何事もプラスに作用するなんてことも考えられる。
とはいえ、キスにだって色んな種類がある。
楽しいキスやら、悲しいキスその時のシチュエーションによってさまざま。
とうことで、今まで観てきたキスシーンで色んな意味で「シビれた」ものを5つご紹介!←唐突!w
2014年も残りわずか。なんてったって明日からはクリスマス本番シーズン。
キスのご予定がある人はぜひ参考に、そうでない人は5つの中から好みの映画を借りてシビれるキスの世界に浸りましょう。
観てるだけでもなんか体に良いかもね、なんて。笑
では、スタート!
◇『ラブ・アゲイン』 ハンナとジェイコブのドラマティックなキス
【あらすじ】
中年の冴えない男キャル・ウィーバー(スティーヴ・カレル)は、若くして結婚した妻エミリー(ジュリアン・ムーア)から不倫したとカミングアウトされる。浮気を許せないキャルは別居を決意。失意のまま、お酒を飲み続けバーに入り浸る日々。しかしそのバーでは誰にも相手にされない。かたや隣ではプレイボーイのジェイコブ(ライアン・ゴズリング)が片っ端から女を口説きモノにしている。が、一度だけ出会ったハンナ(エマ・ストーン)だけはモノにできなかった。キャルがくだをまきながらお酒を飲み続けていると、見かねたジェイコブがキャルに「イケテル男にして妻を後悔させてやろう」と提案。その日から、キャルの人生は180°変わる。そして、子供の学校での面談日に妻と久々の再会を果たすがそれぞれの登場人物が信じられない速度で繋がって大パニック...!
物語の中で、ジェイコブに最悪の第一印象をもっていたハンナ。
最初はこんな表情でキザなジェイコブの口説き文句をあしらっていたのに。
ある出来事をきっかけに突然現れたハンナがジェイコブに駆け寄り、ジェイコブがぎゅうっと持ち上げながらキスするシーン。シビれます。
◇『ラブ・アクチュアリー』マークとジュリエットの最初で最後のキス
【あらすじ】
12月のロンドン。クリスマスを目前に、街中が愛に溢れて浮き足立っていた。恋人に裏切られた作家は言葉も通じない家政婦の外国人女性に恋をしている。最愛の妻を亡くした男は、ふさぎ込んだ息子にどう接して言いか分からない。画家のマークは親友の新妻ジュリエットに冷たく当たり、ジュリエットは夫の親友であるマークとどうにか仲良くなりたい、と思い悩んでいる。
様々な人々の恋模様や愛の姿を目の当たりにしながら、ラストに向かって物語は見事に絡み合っていく。
マークが親友の妻であるジュリエットに冷たく接するのには、ある秘密が。
それを知るきっかけとなるプラカードでの告白シーンは心臓をぎゅっと掴まれてしまう。
そんな出来事の後、ジュリエットが立ち去るマークを追いかけキス。
このキスシーン何が切ないって、もう二度と無いだろうと見ていてちゃんと分かるんです。文字通り、最初で最後のキス。
親友のことを本当に大切に思っているマーク。
夫の親友だからこそ、自分も夫と同じくらい愛を持ってマークと接したいと想っているジュリエット。
親友の新妻と、夫の親友がキスなんてけしからん!と思うのは簡単。
でも、これは、それぞれがそれぞれを想った結果のキスだったんだとちゃんと理解できる。映画史上稀に見る(と思うw)切ないキスシーンにシビれます。
◇『グレイズ・アナトミーS2』ボロボロのメレディスがデレクへするキス
【あらすじ】※海外の連続ドラマです
メレディスはシアトルグレース病院のインターン。初出勤の前日にバーである男性と出会い一夜の関係になるが、なんとバーで出会った男性はシアトルグレースに新しく赴任してきたアテンディング、デレクだった。その後、周りの反対をよそに二人は魅かれ合い恋人関係に。幸せな日々は続くと思いきや、突然二人の目の前にNYで一流と呼ばれる産婦人科医アディソンが現れる。なんと彼女はデレクの別居中の妻だった。アディソンの登場で二人の関係に暗雲が立ちこめ始めたのだった...
アディソンの登場後、メレディスは自分から身を引きひデレクと別れるものの、別居中とはいえ、妻の存在を言わなかったデレクに怒り心頭。彼のことをまだ愛しているが故に憎しみを消すことが出来ない。
一方アディソンは、メレディスを自分の助手に付け、メレディスに対し辛辣なことは言うものの、他のインターンと公平に扱い、さらには不倫について患者から責められたメレディスを「自分が悪かったのだ」とかばう。
アディソンが夫の“元愛人”に対しても思いやりを持てる人格者だと知り、メレディスはさらに苦しむことに。
そして、デレクへの想いと、医者としても、一人の女性としてもアディソンには敵わないと悟ったメレディスは、認知症の母親の世話など様々な問題を抱え、パンク状態に。
病院の外で泣いていると、声を掛けてきたデレクにキスをしてしまう。
"It's just... I'm exhausted. My mother is exhausting. What happened to Cristina is exhausting. And you? Hating you is the most exhausting of all. And I don't want to do it anymore."
ー『もう疲れたわ。母の病気のこと、クリスティーナ(親友)に起きたこと。だけどね、そんなことよりも、一番疲れるのはあなたよ。あなたを憎むことが、何よりも一番疲れるの。』
好きだからこそ、憎くも思えてしまう。メレディスの切羽詰まった泣き顔でのキスは悲し過ぎてシビれます。
◇『マイガール』 ベーダとトーマスの世界一キュートなキスシーン
【あらすじ】
父子家庭で育ったおてんばなベーダと近所に住む内気な男の子トーマスの淡い初恋と友情を描いた感動作。
ベーダが冗談半分でトーマスにするキス。もうこれは余計な説明不要。
トーマス演じるマコーレ・カルキンの驚いた表情がキュート過ぎてシビれます!
そして、最後は...
◇『世界にひとつのプレイブック』パットとティファニーのキス
【あらすじ】
妻の浮気が原因で離婚。心のバランスを崩しすべてを失ったパット(ブラッドリー・クーパー)。実家で両親と暮らしながらリハビリを続ける日々。そんな中出会ったのが近所に住む、未亡人のティファニー(ジェニファー・ローレンス)。見た目からは想像もつかない破天荒な性格と過激な発言の数々に、振り回されるパット。ティファニーは出場予定のダンスコンテストのパートナーにパットを無理矢理指名し、二人でコンテストに出場することに。心に傷を負った二人の挑戦が始まった...
パットがティファニーを追いかけ、道の真ん中でのキスシーン。
破天荒で気の強いティファニーがパットのキスでほろほろと女性らしさをこぼし始めます。背景がグルグルと回っているのも、めくるめくキスの感触を表現しているみたいで、とってもセクシー。
さらに、キスする二人が遠目に引いていくところも、ロマンチックでシビれること間違いなし。
キスしているときの気分って、まさにこれでしょう。
周りのものが遠くに消えていくような、小さくなっていくような感覚。
自分の全神経が相手に集中している瞬間。
本当、シビれる。笑
最後に番外編。
世界一ファンタジーなキスシーンの多いディズニー作品の中から、個人的に一番好きなひとつをご紹介。
◇『わんわん物語』レディとトランプのスパゲッティキス
最後のレディの恥ずかしそうな顔がキュート。
こんな表情の出来る女子になれれば、これまた相手をシビれさせることが出来るのかしら。
...なんて考えながら、本日はここまで!w